【ことわざ】
千里の道も一歩より起こる
【読み方】
せんりのみちもいっぽよりおこる
【意味】
どんなに大きな仕事も、まずは手近なことの実行から始まるというたとえ。
なにごともまず小さなひとつのことから始めなさいというたとえ。
【語源・由来】
中国の「老子(ろうし)」にある言葉。
「合抱(ごうほう)の木も毫松(ごうまつ)より生じ、九層の台も、塁土(るいど)より起こり、千里の行も足元より始まる。」
ひと抱えある大木も、毛先ほどの小さな芽から生長し、九層の高台ももっこ一杯の土を積み重ねることから着手し、千里の道のりも足元の一歩から始まる。
とあることに基づく。
【類義語】
・高きに登るには卑きよりす(たかきにのぼるにはひくきよりす)
・千里の行も一歩より始まる(せんりのこうもいぽよりはじまる)
【英語訳】
Even the longest journey begins with the first stop.
「千里の行(こう)も足下(そっか)に始まる」
「千里の行(こう)も足下(そっか)より始まる」
「千里の行(こう)も一歩より」
「千里の行(こう)も一歩より始まる」などともいう。
「千里の行(こう)も足下(そっか)より始まる」
「千里の行(こう)も一歩より」
「千里の行(こう)も一歩より始まる」などともいう。
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「千里の道も一歩より起こる」の使い方
ともこちゃん、剣道の日本一になれるように、今度の大会に出ることにしたんだ。
健太くん、剣道は始めたばかりだったわよね?
そうだよ。
早くいい成績を収めたいんだ!
早くいい成績を収めたいんだ!
千里の道も一歩より起こるよ。
まずは素振りから始めましょう。
まずは素振りから始めましょう。
「千里の道も一歩より起こる」の例文
- とにかくこの計画を実行に移そう。千里の道も一歩より起こるだ。
- いっぺんに3店舗も開店するなんてできないよ。千里の道も一歩より起こるだから、ひとつの店から始めよう。
- 千里の道も一歩より起こるというから、まずは基礎練習から始めてみよう。
- 大きなジャンプ台からスキーでジャンプをする選手も、始めは小さな雪山をジャンプすることから始めたんだよ。千里の道も一歩より起こるというだろう。
- 負け知らずと言われる将棋のプロも、千里の道も一歩より起こるで駒の動き方を覚えることから始めたと聞いた。
まとめ
とても大きな会社の経営者や、有名なスポーツ選手も、始めたときには小さな一歩からだったのではないでしょうか。
小さな一歩だからとあきらめずに、取り組み続けることで難しいと思われることにも成功する力を身に付けることができるのではないでしょうか。
何事にも、千里の道も一歩より起こると考えて取り組みたいですね。