アフリカのことわざ一覧と意味付き

アフリカのことわざ

アフリカではことわざが多く使われ、会話になくてはならないものとされています。

アフリカにある沢山のことわざの中から、日本人でも学び多いものを集めました。

当サイトの目次・逆引きは、逆引き検索一覧をご覧ください。

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「あ行」のアフリカのことわざ

アチョリの知恵では、時間はバカバカしく切り刻まれてはいない、秒だの分だのと。時間は流れはしない、吸ったらおしまいになってしまう壺の中のビールのようには(ウガンダ)

アチョリ民族の出身で、民族の口承詩の伝統を活かした詩を作っていたウガンダの詩人、オコト・ビテックの言葉。雑穀から作ったビールを皆で分け合う伝統的な風景から生まれたことわざ。


あなたが退出したとたん、それまでの会話は変わります(マラウイ)

その場では話を合わせていても、本音は分からないという意味。


あなたが火を起こすとき人々は喜んで参加します。あなたが灰の始末をするときはたいていほかに誰もいません(アフリカ)

目的を達すると、それに役立ったものの功労を忘れてしまうというときの例え。


あなたの愛を、やさしい霧雨のように、それでいて川を溢れさせるように、降らせなさい(マダガスカル)

穏やかで平和な世界をイメージさせることわざ。


あなたの怒りがどれほど熱くてもヤムイモは調理できない(ナイジェリア)

怒りは何も生み出さず、怒りでは何も解決できないという意味。


あなたを苦しめる煙は、あなたがこしらえた焚き火によるものだ(ケニア)

自分でした言動が原因で、自ら災いにあうこと。


アフリカでは、老人の死とは図書館の焼失(マリ)

長く生きた老人がなくなるのは、図書館が焼失するのと同じくらいの知恵と経験の損失という意味。


余った食べ物を保管するのに最もよい場所は、お隣さんのお腹の中です(アフリカ)

食べ物が余った場合は、お隣の人に分け与えるのが最良ということ。


一度戦うことは勇敢さを示すが、絶えず戦うのは愚かだ(エチオピア)

エチオピア最大の民族、オロモ人のことわざ。


一生を羊でいるよりも一日をライオンとして生きたほうがいい(ガーナ)

一生を弱く群れるよりも、一日でも勇敢にたくましく生きたほうが良いという意味。イタリアの政治家、ムッソリーニの言葉として紹介されることも多いことわざ。


一人前の大人は、しゃがんだ姿勢で木の上の子どもより遠くを見ることができる(ガンビア)

経験値から物事を予測、判断できる力や経験の重要性を説いたことわざ。


嘘が一年逃げ回っても真実は一日で追いつく(南アフリカ)

嘘をつき続けるのは難しく、反対に真実が明るみに出ることは容易いことから、嘘などをつこうとしないほうがいいという意味。


美しい娘の周りをウロチョロしているだけで告白をしない男は、彼女の結婚式で客に水を出す役目に行き着く(ウガンダ)

恋は積極的に仕掛けたほうが上手くいくという意味。相手に遠慮しているだけでは恋は実らない。


うまく踊れない人は言うでしょう、「ドラムが悪い」と(ガーナ)

下手な人ほど道具のせいにするという意味。


恨みの念とは、自分で毒を飲んでおきながらこれで敵を殺せると期待するようなものだ(南アフリカ)

ネルソン・マンデラの言葉。


ウングジャ島にあるならばペンバ島にもある(東アフリカ)

もともと共通点があるものにはほかにも似た性質があるという意味。


英知とはバオバブの木のようなもの。誰もひとりでそれを抱きしめられない(西アフリカ)

どんな天才でも、ひとりで人間の英知をすべて習得はできないという意味。


選り好みすると、熟れていないココナッツにあたる(東アフリカ)

選り好みもほどほどにしないと、かえっていに沿わないものを取ってしまい失敗するという戒め。


おしゃべりでみっともないことが3つある。ここぞという時の前に言う、言うべき時に言わない、あとになってから言う(マリ)

会話の際の間の悪さを説いたことわざ。転じて、めぐってきた好機は逃してはいけないというたとえ。13世紀のマリの弁論家の言葉。


穏やかな海は熟練した船乗りを育てない(アフリカ)

才能があっても努力をしなければ真価は発揮できないという意味。


斧は忘れる。木は忘れない(ジンバブエ)

加害者は忘れても、被害者はずっと忘れないという意味。

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「か行」のアフリカのことわざ

悲しみは尊い宝物。友達だけに見せるもの(マダガスカル)

悲しみは宝物のように隠しておくべきで、本当に信頼できる友人だけに見せるものという意味。


今日の善行は明日の蓄え(東アフリカ)

よい行いは、いつか巡り巡って自分に返るものということ。善行は自分のためになるという意味。


木を植えるときは1本だけではなく3本植えなさい。日よけのためと、果物のためと、美観のために(アフリカ)

何か事を起こすときは、目先の利益だけにとらわれるのではなく、幅広い視野を持って未来を見据えて行動するべきという意味。


クカの木につく虫は苦くない葉がこの世にあることを知らない(ブルキナファソ)

狭い見識にとらわれて広い世界が存在することを知らず、自分は何でも知っているように勘違いしたり、得意になっている人のこと。


愚者は喋り、賢者は聞く(エチオピア)

愚か者は、聞きかじりの知識であっても、得意がってひけらかす。賢い者は知っていても、自分の知識をひけらかさず、まず他人の話に耳を傾ける。


幸福な男は愛する女と結婚する。もっと幸福な男は結婚した女を愛する(アフリカ)

結婚した後も変わらず愛せるような妻に出会うことは、男性にとって最高に幸福なことであるという意味。結婚後も妻を愛し続けることの難しさを説いたことわざ。


幸福の欠点は終わりがあること(ニジェール、ナイジェリア)

物事には始まりがあれば必ず終わりがあり、それは幸福もまたしかりという意味。


口論はやがて終わるけれど、言い放たれた言葉は消えない(アフリカ)

言い争いは時間が経てば収まるけれど、言ってしまった言葉はずっと相手の心に残っており消えないという意味。一度してしまったことは取り返しがつかないという例え。


ココナッツに汁がどうやって入るのか、誰にもわからない(アフリカ)

因果性のジレンマや、不思議な自然の摂理を表したことわざ。


子どもを育てるには村がなくてはならない(アフリカ)

子どもは親だけでなく社会によっても育てられるという意味。


ことわざのない話は塩気のない料理のようなもの(アフリカ)

アフリカではことわざが多く使われ、会話になくてはならないものとされている。


この腕輪が合うなら、はめなさい。痛いなら、捨てなさい。それがどれほど輝いていても(ニジェール、ナイジェリア)

おしゃれの真髄をあらわすことわざ。どれだけ美しいものでも自分に合わないものは身につけないほうが良いということ。


この世はニワトリの尻。今日は卵、明日は糞(カメルーン)

生きていると、予想していなかったことが起こるという意味。


コーラの実を包むのは、葉。人を包むのは、人である(シエラレオネ)

人を大切にすることを説いたことわざ。コーラの実は、西アフリカでは嗜好品として用いられている果実です。

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「さ行」のアフリカのことわざ

3人の人間と付き合うな。貪欲なしみったれ、喧嘩っぱやい臆病者、自省好きの痴者(ソマリア)

ケチくさい人間や臆病者、反省ばかりしている人は最も嫌われるという意味。かつてのソマリア民族は、一人でライオンを倒すことが結婚条件といわれるほど、勇敢さが美徳とされていました。そいういう背景から生まれたことわざと言われています。


嫉妬は熟れたヤシの実と同じ(タンザニア)

嫉妬は何の役にも立たないという意味。タンザニアやケニアの伝統布、カンガに記された言葉。


地べたの上の果物はみんなのものだけど、木の上のそれは登ることができる人のもの(ジンバブエ)

行動し、挑戦するものだけしか掴めないものがあるという意味。


シマウマはしま模様をどこへでも持ち歩く(ケニア、タンザニア)

シマウマは子どもの頃からしま模様があり危険から身を守っている。転じて、幼いころの性質は、年をとっても変わらないという意味。


シマウマを追っても必ず捕まえられるわけではないけれど、捕まえた者は追っていた者(アフリカ南部)

努力をしたから必ず成功するとは限らないけれど、成功している人は皆努力をしているという意味。挑戦こそが大切だということわざ。


人生には季節がある(ケニア、タンザニア)

人生の中には、良いといもあれば悪いときもあるということ。アフリカでは乾季の干ばつが大きな問題となっており、雨季が恵みの季節となっています。


人生はメッセージです、聞きなさい。人生は信念です、信じなさい。人生は贈り物です、受け取りなさい。人生は愛です、想いなさい。人生は冒険です、挑みなさい(南アフリカ)

南アフリカ共和国の公用語のひとつ、北ソト語のことわざです。


心配とは想像力の誤用である(アフリカ)

想像力は創造のために使うべきものであり、最も悪い使い方が「心配すること」であるという意味。転じて、考えても仕方のない心配は、自分で自分を苦しめるということ。


好きですることが財産の大半を作る(ナイジェリア)

自分が本当に好きですることが、結果として名声や財産を作ることに繋がる重要な要素という意味。ナイジェリア人の作家、エイモス・チュツオーラの小説『文無し男と絶叫女と罵り男の物語』に登場する言葉。


すべてのものには終わりがある。ただしバナナには、それがふたつある(マリ、セネガル)

始まりがあれば終わりもあるという意味。マリ、セネガル、ブルキナファソなどに住むバンバラ人のことわざ。


船長だからといって船員であることを忘れるな(東アフリカ)

同じ船に乗っているのだから、船長だからといって自分だけが特別だと思うなという意味。


ゾウたちが戦えば苦しむのは草たち(ケニア)

強い者同士の争いで苦しむのは、それに巻き込まれる弱者という意味。

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「た行」のアフリカのことわざ

太陽はひざまずいている者より立っている者を先に照らす(ナイジェリア)

くよくよしている者より、前向きに生きている者に幸運は訪れるという意味。アフリカ文学を代表するナイジェリア出身の小説家、チヌア・アチェベのことわざ。


チャンスは脱いだり着たりする衣類とはちがう(コンゴ地方)

服はいつでも脱いだり着たりできるけれども、チャンスはいつでも思い通りに来るわけではないという意味。


ついていないときには熟したバナナでさえあなたの歯を引っこ抜いてしまう(西アフリカ)

悪い事が起きた中で、更に悪い事が重なるという意味。


つまずきは転ぶことでなし、一歩前進なり(東アフリカ)

ちょっとした失敗は、成功のための糧という意味。つまずいても進み続けることが大切という意味。


妻の将来の容貌を知りたいのなら義母を見ればよい(ガーナ)

子は親の容貌や性質を受けつぐものであるという意味。


どんなに酔っ払ったネズミでもネコのベッドでは寝ない(カメルーン)

どんなに酒に酔っても、本来の性質は失わないという意味。

「な行」のアフリカのことわざ

ナマズは湖や海を泳ぐけれど、スープの鍋で溺れることになる(ナイジェリア)

収まるところに収まるということを表したことわざ。


ニジェール川でさえ、島をよけながら流れなくてはならない(ナイジェリア)

どんなに大きな川でも小さな島を避けて通らないといけない事から、人生で困難や避けて通れない問題があるのは当たり前という意味。ニジェール川は、ナイル川、コンゴ川に次いでアフリカ3番目の長さを誇る大きな川です。


ネズミがネコを笑っているとき、それは近くに穴があるとき(西アフリカ)

普段は弱い立場の人が余裕を見せているときは、何かしらの理由があるという意味。

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「は行」のアフリカのことわざ

バオバブの種は焼かずに噛める歯を持っている人にあげなさい(東アフリカ)

手に余る困難やトラブルは、しかるべき人に任せるべきという意味。


バッファローに追われて木のてっぺんに登るはめになったら景色を楽しみなさい(アフリカ)

ピンチに追い込まれても、その状況を楽しむ余裕を持つことができれば乗り越えられるという意味。


早く行きたいならひとりで歩いてください。遠くまで行きたいならほかの者と共に歩いてください(アフリカ)

大きなゴールを目指すのであれば、皆で協力したほうが良いという意味。


ひとつの大きな山を越えてわかることは、行く手にもっとたくさんの越えるべき山があるということ(南アフリカ)

どこまでいっても課題は常にあるという意味。南アフリカ共和国・反アパルトヘイト運動の黒人最高指導者、ネルソン・マンデラの言葉。


人の足を借りると、人の導くままに歩くことになる(セネガル)

人の力を借りると楽ではあるが、人の言いなりになる人生になり、自分の自由な人生を歩みにくいという意味。


人の値打ちは家柄よりも行為にある(ケニア、タンザニア)

「サバンナの貴族」と呼ばれるマサイ人の、生き方を示す道標として生まれたことわざ。


人はヤシ酒のよう。若いときは甘いけれど強さに欠け、成熟すれば強いけれど、どぎつい(コンゴ)

若者と老人のそれぞれの欠点を表したことわざ。ヤシ酒はアフリカ全域で親しまれており、ヤシから採れる液体を醗酵させて作った醸造酒。


人もコショウも試さないとその強さはわからない(西アフリカ)

人の性格や能力は、外見だけでは分からないということ。


ひとりでハチミツを全部食べる者は必ずお腹を痛めます(西アフリカ)

食べ物を独り占めする者は、腹痛のような災いをひきおこすということ。


人を憎む者は自分が憎いのだ(南アフリカ)

悪口や憎まれ口を叩く人は、自分自身をそう思っているという意味。南アフリカ共和国最大の民族、ズールー人のことわざです。


ヒョウが歯痛を患っているときヤギは借金の取り立てに行くことができる(シエラレオネ)

自分よりも強いものや立場が上のものがいない所で、弱いものがする大威張りのたとえ。


ヘビの長さはその死後に測ることができる(シエラレオネ)

人の価値は、その人がいなくなってから分かるという意味。


豊富さとは霧のようなもの(南アフリカ、ボツワナ)

物質的な豊かさだけを追い求めるのは虚しいものだという意味。

「ま行」のアフリカのことわざ

丸太がどんなに長く水に浸かっていても、決してワニにはならない(西アフリカ)

人の本質は変わらないため、身分相応に満足することを知るべきという意味。


道に迷うことは道を知ることである(タンザニア)

人に教えられた道だけを歩いていても、本当に道を知ったことにはならないということ。失敗したり迷ったりしながら苦労して自分で見つけ出した道こそが、本当の道を知ることである。


ミツバチは花の発散する香しい匂いのために花に引き寄せられ、老人は若者の挨拶に引きつけられる(西アフリカ)

年長者を敬うことの大切さを説いたことわざ。マリの作家・歴史家、アマドゥ・パンパテ・バーが著作に記した、フラ二人の言葉。


無益な日々とは笑いのない日々(スーダン)

笑いのない人生は無益という意味。


もし木登りをするならば、あなたは同じ木から下りなければならない(シエラレオネ)

何事も最後まで気を抜いてはいけないという意味。


もし自分は変化をもたらすには小さすぎる人間だと思ったら、締め切った部屋で一匹の蚊と寝てみなさい(アフリカ)

小さな蚊でも人に変化を与えるのだから、ひとりの人間が小さな存在なわけがないという意味。


もしも悪い食べ物をお腹に与えるならば、お腹はあなたを踊らせるためにドラムを叩くでしょう(ナイジェリア)

定番の民族打楽器ジャンベや、遠方との通信や踊りの伴奏に使われるトーキングドラムを想起させることわざ。


最も美しいイチジクには虫がついているもの(南アフリカ)

外見が美しいからと言って、内面も素晴らしいとは限らないという意味。

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「や行」のアフリカのことわざ

やかましくさえずる鳥はまったく巣作りをしません(カメルーン、西アフリカ)

口だけは達者だが、まったく手を動かさないこと。


ヤギをいくら洗ったとしてもヤギのにおいはそのまま(エチオピア)

人の本質は変えられないという意味。


ゆっくりゆっくり、バナナは熟れる(アフリカ南部)

物事を焦って急ぐと失敗するということ。焦っているときほど、ゆっくりと時間を欠けて物事に取り組んだほうが良いという教え。


山と山は会うことができないが、人間は会うことができる(東アフリカ)

山と山は巡り会わないが、人と人は巡り会うという意味。人との別れ際に再開したい気持ちを伝えるときにも使われる、アフリカの代表的なことわざの一つ。


ヤムイモが白く熟したら、隠しなさい(シエラレオネ)

自分の幸福はひけらかすものではないという意味。


友情は一定の距離を好む(ケニア、タンザニア)

仲良くなりすぎると見えなくなることが有り、これだけ仲が良いのだから絶対裏切らないだろうと思って裏切られることがある。近すぎるのも良くないし、遠すぎても友情を感じづらくなる為、一定の距離をとったほうが長期的に長い友情を築けるという意味。

「ら行」のアフリカのことわざ

ライオンの住み処に子羊を見たら、子羊のほうを恐れよ(マリ)

人は見かけによらないから、用心しなければならないという意味。


ラクダは重い荷物には耐えられるが、縛り方の悪いロープには耐えられない(ソマリア)

ラクダは重い荷物には耐えられても、縛り方が悪ければ荷物は落ちてしまう。転じて、大変な仕事には耐えられても、理不尽な上司の命令には耐えられないという意味。


ロブスターは水が好きだが、自分が調理されるときのそれは別(セネガル)

「それはそれ、これはこれと」という意味。

「わ行」のアフリカのことわざ

分かち合いはお腹を満たす。自分勝手は飢えをもたらす(コンゴ地方)

アフリカの人々は、食べ物があれば必ず人にもすすめ、食卓では大皿料理をシェアするのが基本のスタイルになっています。


私がいるのはみんながいるから。みんながいるのは私がいるから(南アフリカ)

支え合いの素晴らしさを説いたことわざ。

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