【言葉】
まやかし
【意味】
まやかすこと。また、そのもの。
【類義語】
・ごまかす
・いかさま
・いんちき
「まやかし」の使い方
この心霊写真はまやかし物かな。
最近の画像の加工は精巧だから判断が難しいわよね。
僕的にはまやかし物であった方が嬉しいんだけど。
これが本物だったら怖いわよね。
「まやかし」の例文
- 楽しいようでもあった。そして、死というものはこんなに安易な、まやかしなものなのだろうか?(豊田三郎 リラの手紙)
- だけど、僕の目が狂っていたのかもしれないよ。あれはただ単なる一種のまやかしだったのかもしれないからな。(ドストエフスキー 罪と罰)
- 空蝉はその美しいまやかしの恋のままに、自分を、飾っておきたかった。(田辺聖子 新源氏物語)
- 宣伝文句にまやかしがあるから注意されたし。
- 政治家のまやかしに国民はうんざりしている。
「まやかしに過ぎない」とは?
「まやかし」を用いた表現の一つに「まやかしに過ぎない(すぎない)」があります。
「まやかしに過ぎない」とは、にせものやいかさまもの、ごまかしものでしかないという意味です。
「過ぎない」は、「ただ…であるだけのことである。それ以上のものではない。…でしかない。」という意味です。
【例文】
- これを食べれば万病が治るというのはまやかしに過ぎない。
- 国民のためという政治家の言葉はまやかしに過ぎない。