「まやかし」の意味と使い方や例文!「まやかしに過ぎない」とは?(類義語)

【言葉】
まやかし

【意味】
まやかすこと。また、そのもの。

【類義語】
・ごまかす
・いかさま
・いんちき

「まやかし」の使い方

健太
この心霊写真はまやかし物かな。
ともこ
最近の画像の加工は精巧だから判断が難しいわよね。
健太
僕的にはまやかし物であった方が嬉しいんだけど。
ともこ
これが本物だったら怖いわよね。

「まやかし」の例文

  1. 楽しいようでもあった。そして、死というものはこんなに安易な、まやかしなものなのだろうか?(豊田三郎 リラの手紙)
  2. だけど、僕の目が狂っていたのかもしれないよ。あれはただ単なる一種のまやかしだったのかもしれないからな。(ドストエフスキー 罪と罰)
  3. 空蝉はその美しいまやかしの恋のままに、自分を、飾っておきたかった。(田辺聖子 新源氏物語)
  4. 宣伝文句にまやかしがあるから注意されたし。
  5. 政治家のまやかしに国民はうんざりしている。

「まやかしに過ぎない」とは?

まやかし」を用いた表現の一つに「まやかしに過ぎない(すぎない)」があります。

まやかしに過ぎない」とは、にせものやいかさまもの、ごまかしものでしかないという意味です。

過ぎない」は、「ただ…であるだけのことである。それ以上のものではない。…でしかない。」という意味です。

【例文】

  1. これを食べれば万病が治るというのはまやかしに過ぎない
  2. 国民のためという政治家の言葉はまやかしに過ぎない