「極く」の意味と使い方や例文!「極く当たり前」とは?(類義語)

【言葉】
極く

【読み方】
ごく

【意味】
きわめて。この上なく。

【類義語】
・きわめて
・普通の程度をはるかにこえて

「極く」の使い方

ともこ
やっぱり音楽はクラシックが一番ね。
健太
僕は極く最近の曲が好きだな。
ともこ
最近の音楽もいいけど、100年後に残っている曲は無いと思うわ。
健太
そうかもしれないね。

「極く」の例文

  1. どこまでも遠くへ飛んで行くのもあれば、極く近くへ落ちるのもあった。(井上靖 崖 上)
  2. その冷たさが壁一重隔てた自分の部屋の極く近くにあることを感じた。(島崎藤村 新生)
  3. 時々向い側から与えられる父親の注意らしい言葉にも極く簡単に返事するだけだった。(中島敦 虎狩)
  4. 極く弱い台風が週末に日本に接近する。
  5. 評判がよかったので来てみたが、極く普通の味だった。

「極く当たり前」とは?

極く」を用いた表現の一つに「極く当たり前(ごくあたりまえ)」があります。

極く当たり前」とは、「きわめてありふれていること。とてもありきたり。」という意味です。

【例文】

  1. ちっとも不思議なことではなく、極く当たり前のことだ。
  2. それは日本では極く当たり前の習慣です。