「出来栄え」の意味と使い方や例文!「出来映え」との違いは?(類義語)

【言葉】
出来栄え

「出来映え」とも書く。
【読み方】
できばえ

【意味】
できあがりのよいこと。また、できあがりのさま。できざま。

【類義語】
・見栄え
・クオリティ

「出来栄え」の使い方

健太
これは見事な出来栄えだね。
ともこ
過去最高の出来なんじゃないの?
健太
そうかもしれないね。
ともこ
がんばった甲斐があったわ。

「出来栄え」の例文

  1. 特に初期の頃の仕事を見ると世に稀な出来栄えであるといわねばなりません。(柳宗悦 民芸四十年)
  2. 要は、味噌を生かしているか、殺してしまっているかということなのである。殺してしまっては、意義を失うのであって、いい出来栄えは得られない。(北大路魯山人 三州仕立て小蕪汁)
  3. 採用されるかどうかは出来栄え次第です。
  4. 予想以上の出来栄えに感動する。
  5. ともこちゃんのピアノ演奏の出来栄えはすばらしかった。

「出来栄え」と「出来映え」の違いは?

出来栄え」は「出来映え」とも書きます。

出来栄え(できばえ)」の「ばえ」は、「栄え」または「映え」とも書きます。

栄え」「映え」は、

①照り輝くこと。また、見た目にりっぱであること。他の語と複合するときは、一般に「ばえ」となる。
②(栄え)輝かしい名誉。ほまれ。光栄。

という意味です。

出来栄え」も「出来映え」も、同じ意味で使われます。

しかし厳密に言うと、外見上照り輝くものや、立派に見えるものは「出来映え」が使われます。

対して、仕事や作品制作など、うまくいったことに対しては「出来栄え」を使います。