「諂う」の意味と使い方や例文!「媚び諂う」とは?(類義語・対義語)

【言葉】
諂う

【読み方】
へつらう

【意味】
人の気に入るように振る舞う。お世辞を言う。

【類義語】
・こびる
・おもねる
・取り入る

【対義語】
・高ぶる
・昂る

「諂う」の使い方

健太
ロックミュージシャンって、ファンに諂うことはしないよね。
ともこ
道端でサインを頼んでも断られることが多いわね。
健太
プライベートくらいそっとしておいてほしいよね。
ともこ
それはアイドルも一緒よね。

「諂う」の例文

  1. あの探偵はとにかく強い者に諂うのが得意なんだね。(泡坂妻夫 毒薬の輪舞)
  2. 心にもない媚びいは気持が悪いが、婦人の声や言葉には多少の愛嬌とか潤いとかがありたいものである。(宮城道雄 声と性格)
  3. 媚び諂う心から生れた親切や同情やを私自身において経験しなかったといえようか。(三木清 語られざる哲学)
  4. 上司に諂う人は、部下に威張る人が多い。
  5. 彼は媚び諂うことで、異例の出世をした。

「媚び諂う」とは?

諂う」を用いた表現の一つに「媚び諂う(こびへつらう)」があります。

媚び諂う」とは、「人の気に入るように振る舞う。お世辞を言ったりして人におもねる。」という意味です。

【例文】

  1. 彼は媚び諂うことで信頼を得、重用されていた。
  2. おかしいとおもったが、媚び諂ってその意見に賛成した。