「焦れったい」の意味と使い方や例文!「苛立たしい」との違いは?(類義語)

【言葉】
焦れったい

【読み方】
じれったい

【意味】
思うようにならないで腹立たしい。いらだたしい。はがゆい。

【類義語】
・もどかしい
・苛立たしい
・歯がゆい
・まだるっこい

「焦れったい」の使い方

ともこ
ああ。また外した。焦れったいわね。
健太
最初の一点が入らないと焦れったいね。
ともこ
早く一点を決めてくれないかな。
健太
選手もそう思っているよ。

「焦れったい」の例文

  1. 事情がまるで嚥込めない私は、怪訝な顔をしたに違いない。その様子を見て彼は、焦れったそうに封筒の中身を取出して読み上げた。(高井有一 立原正秋)
  2. 渋沢は、焦れったそうに、彼の腕を、自分の腕へ捲きこんで引っ立てた。(吉川英治 松のや露八)
  3. 二三分待ったが、やはり誰も姿を見せない。洋子は少し焦れったくなったので、今度は続けさまにベルを押した。(大倉燁子 深夜の客)
  4. 焦れったなあ。早くしろ。
  5. 健太くんの仕事ぶりは、焦れったくて見ていられなかったので、結局自分でやった。

「焦れったい」と「苛立たしい」の違いは?

焦れったい」に似ている語に「苛立たしい(いらだたしい)」があります。

苛立たしい」とは、「思い通りにならず落ち着いていられない感じである。心がいらいらするさまである。」という意味です。

焦れったい」も「苛立たしい」も、思うようにならずいらいらする状態であることをいいます。

しかし「苛立たしい」は、思い通りにならないために落ち着いていられないことをいい、そのために焦っている状態を「焦れったい」といいます。