【言葉】
虚仮威し
【読み方】
こけおどし
【意味】
見えすいたおどし。見せかけだけは立派だが、内容のない下らない物事。こけおどかし。
【語源・由来】
物を見る目がない人を驚かす程度の飾り物の意。
「虚仮」は、愚かな人の意。
【類義語】
・空威張り
・虚勢
・子供騙し
・見掛け倒し
・伊達
「虚仮威し」の使い方
クビキリギスがいるよ。
そんなに怖がらなくても、ちっぽけな昆虫じゃないの。
首切りに由来する名前なんだよ。その名前は虚仮威しじゃないよ。大きなあごで噛みつかれると痛いんだよ。
意外と怖いのね。
「虚仮威し」の例文
- 彼は虚仮威しの文句を並べた。
- 健太くんの虚仮威しなんかに怖気づかない。
- 「核兵器で自衛する権利がある。虚仮威しでは全くない」と大統領が述べた。
- 閃光弾は単なる虚仮威しで殺傷能力はない。
- 虚仮威しのCGによる演出に興ざめする。