「前のめり」の意味と使い方や例文!「気持ちが前のめり」「前のめりな姿勢」とは?(類義語)

【言葉】
前のめり

【読み方】
まえのめり

【意味】
①前方に倒れそうに傾くこと。
②積極的に物事に取り組むこと。
③準備不足で性急に物事を行うこと。

【類義語】
・前向き
・せっかち

「前のめり」の使い方

ともこ
健太くん。大丈夫?
健太
目まいがして倒れてしまったよ。
ともこ
前のめりに倒れたわね。
健太
ともこちゃんの話を聞いて、気持ちが前のめりになって興奮しすぎたのかもしれないね。

「前のめり」の例文

  1. 急に体を動かしたので足がすべって、彼女は前のめりに火の上に倒れた。(アンデルセン 即興詩人 下)
  2. 市長の度重なる前のめりな発言が、大きな影響を及ぼした。
  3. ブレーキを踏んでも体が前のめりにならないシステムを搭載しています。
  4. 前のめりに倒れそうになった僕をともこちゃんが抱えて助けてくれた。
  5. 前のめりになりすぎては勝利が遠のいてしまう。

「気持ちが前のめり」「前のめりな姿勢」とは?

前のめり」を用いた表現に「気持ちが前のめり(きもちがまえのめり)」「前のめりな姿勢(まえのめりなしせい)」があります。

「気持ちが前のめり」とは?

気持ちが前のめり」とは、積極的な気持ちをいいます。

【例文】

  1. 気持ちが前のめりにならないよう、平静を保つことを心がけた。
  2. 気持ちが前のめりすぎて失敗することがよくある。

「前のめりな姿勢」とは?

前のめりな姿勢」とは、積極的な姿勢のことをいいます。

【例文】

  1. 市長の前のめりな姿勢を議会が制止しようとした。
  2. 私の話を聞いて、みんな前のめりな姿勢になった。