【言葉】
世間知らずの高枕
【読み方】
せけんしらずのたかまくら
【意味】
見聞が狭く世情を知らない者が、気にするどころかそれをよいことにして平気でのんびりすること。
【語源・由来】
「高枕」は、枕を高くして眠ること。心配もなく安心して眠ること。
【類義語】
・世間知らず
「世間知らずの高枕」の使い方
戦争が勃発したわね。
そうなの?ニュースを見ないから知らなかったよ。日本は関係ないんでしょう?
まさに世間知らずの高枕ね。日本は鎖国しているわけじゃないんだから、影響はゼロじゃないわよ。
影響が出るんだ。早く戦争が終わると良いよね。
「世間知らずの高枕」の例文
- 今日食べる物に困るような人がいるというのに、彼は世間知らずの高枕だ。
- 世間知らずの高枕だった彼女は、庶民の苦労を何一つ分かっていない。
- 世間知らずの高枕では、この会社のトップに立つことはできない。
- 親元を離れて初めて、世間知らずの高枕だったことを知った。
- 二世、三世議員には世間知らずの高枕が多い。