「しなだれかかる」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
しなだれかかる

「撓垂れ掛かる」と漢字で表記する。
【意味】
人にこびてもたれかかる。

【類義語】
・撓垂れる

「しなだれかかる」の使い方

健太
ともこちゃん。昨日見たんだよ。先輩にしなだれかかる君の姿を。
ともこ
しなだれかかるように見えたかもしれないけれども、石に躓いて、先輩の方に寄りかかっただけよ。
健太
スマホで激写したんだよ。
ともこ
盗撮じゃないの。すぐに消去してよね。

「しなだれかかる」の例文

  1. 自惚れてはいけません。誰があなたみたいな女に、わざとしなだれかかるものですか。(太宰治 チャンス)
  2. ちょうど吉祥寺の書院で、お七が吉三にしなだれかかっている絵が出ておりました。(江戸川乱歩 江戸川乱歩全短編3 怪奇幻想)
  3. 言っただけでなく、佐伯はおかみにしなだれかかるように身体を寄せたりしている。(藤沢周平 三屋清左衛門残日録)
  4. 喉の奥に残った言葉が溶けているから、ため息は、肩にしなだれかかるように重い。(重松清 疾走)
  5. ともこちゃんがしなだれかかってきたと思ってドキドキしていたら、居眠りしているだけだった。