「すこぶる」の意味と使い方や例文!「すこぶる元気」「すこぶる悪い」とは?(語源由来・類義語)

【言葉】
すこぶる

「頗る」と書く。
【意味】
①やや多く。少しく。やや。軽く。
②おびただしく。はなはだ。よほど。

【類義語】
・非常に
・大変
・甚だの使い方

「すこぶる」の使い方

ともこ
健太くんのわんちゃんを撫でてもいい?
健太
今日はすこぶる機嫌がいいから大丈夫だよ。
ともこ
普段は機嫌が悪いの?
健太
機嫌が悪いことが多くて、そういう時に撫でられると噛むんだ。

「すこぶる」の例文

  1. ここまでは怖いくらいにすこぶる順調です。
  2. 親友だった西郷隆盛の人気とは真逆で、大久保利通はすこぶる不人気だ。
  3. あの新作はすこぶるおもしろいという評判だ。
  4. 彼女はすこぶる付きの美人だ。
  5. パッケージを変えただけなのに、すこぶる売れ行きが良い。

「すこぶる元気」「すこぶる悪い」とは?

すこぶる」を用いた表現に「すこぶる元気(すこぶるげんき)」「すこぶる悪い(すこぶるわるい)」があります。

「すこぶる元気」とは?

すこぶる元気」とは、とても元気という意味です。

【例文】

  1. 時々持病の発作を起こしますがすこぶる元気です。
  2. 祖父は80を越えましたが、毎朝ランニングを欠かさずすこぶる元気です。

「すこぶる悪い」とは?

すこぶる悪い」とは、とても悪いという意味です。

【例文】

  1. お加減はどうですかと聞かれたので、すこぶる悪いですと答えた。
  2. 寝つきがすこぶる悪いとお悩みのあなたに、この三秒で眠れる安眠枕をおすすめします。