「蜥蜴の尻尾切り」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
蜥蜴の尻尾切り

【読み方】
とかげのしっぽきり

【意味】
尾を押さえられたトカゲがそれを切り離して逃げるように、問い詰められた責任を下位の関係者にかぶせて逃れること。

【類義語】
・罪を着せる

「蜥蜴の尻尾切り」の使い方

ともこ
教員の不祥事を隠していたことから、校長先生が退職することになったわね。
健太
蜥蜴の尻尾切りだよね。校長先生が退職しても、また同じ教育委員会の同じ考えの校長先生が来るんだよね。
ともこ
隠蔽体質は変わらないわ。
健太
風通しのいい組織に生まれ変わる秘策を考えてもらいたいな。

「蜥蜴の尻尾切り」の例文

  1. 蜥蜴の尻尾切りで責任回避を図った。
  2. 会長の交代は蜥蜴の尻尾切りでしかなく、根本的な解決になっていない。
  3. 経営陣は、現場に責任を押し付け蜥蜴の尻尾切りで幕引きを図った。
  4. 最終的に一番弱いところにしわ寄せがいく、蜥蜴の尻尾切りの構図が露わになる。
  5. 失政の全責任を独裁者に転嫁して済ませるのは蜥蜴の尻尾切りだ。