【言葉】
言質を与える
【読み方】
げんちをあたえる
【意味】
のちの証拠となる言葉を相手に言うこと。
【類義語】
・証拠を与える
・約束してしまう
・安請け合いしてしまう
「言質を与える」の使い方
この地方出身の政治家が、再開発を約束してくれたんだ。
政治家が言質を与えるとは珍しいわね。
実行可能だと判断したんじゃないかな。
地権者の反対があるかもしれないからまだ分からないけど、計画が実現される可能性が高くなったわね。
「言質を与える」の例文
- こちらは言質を与えたり、責任を問われるような行為をしてはならない。(石川達三 青春の蹉跌)
- わたしは商売人なんですよ、ピクウィックさん。どんなことでも、急いで言質を与えるようなことは、絶対にしません。(チャールズ・ディケンズ ピクウィック・クラブ 下)
- そして彼に言質を与えてくれた当の養父は、あっさりと幽明界を異にしてしまった。(北杜夫 楡家の人びと 上)
- 明確な言質を与えるようなことはしない。
- 健太くんに言質を与えると、どんな結果になるか分からない。