【言葉】
幸多からんことを
【読み方】
さちおおからんこと
【意味】
幸せが多いことを。
【類義語】
・幸あらんことを
・幸多かれ
「幸多からんことを」の使い方
あの選手が引退を表明したね。
引退後の第二の人生が幸多からんことをと願うばかりね。
投資や事業に失敗する選手が少なくないから、僕も心からそう願うよ。
これからも競技に携わっていくことができると良いわね。
「幸多からんことを」の例文
- 若いカップルをみて僻んだりしない。幸多からんことをと願うばかりだ。
- 退職後も幸多からんことを。
- 結婚した二人の門出に幸多からんことを。
- 君に幸多からんことを。
- 今日卒業される皆さんの未来が幸多からんことを。
目上には失礼?
「幸多からんことを」は、幸せが多いことを祈っています。または願っていますというような意味です。
「祈る」や「願う」を省略した言葉なので、目上には失礼になります。
また、「幸多からんことを」は、敬語表現ではないため、目上の人に使うことはできません。
目上の人に対して使う場合は、「お祈りいたします」「お祈り申し上げます」「祈念いたします」「お祈りします」のような敬意を示す表現にすると良いでしょう。