「幸多からんことを」の意味と使い方や例文!目上には失礼?(類義語)

【言葉】
幸多からんことを

【読み方】
さちおおからんこと

【意味】
幸せが多いことを。

【類義語】
・幸あらんことを
・幸多かれ

「幸多からんことを」の使い方

健太
あの選手が引退を表明したね。
ともこ
引退後の第二の人生が幸多からんことをと願うばかりね。
健太
投資や事業に失敗する選手が少なくないから、僕も心からそう願うよ。
ともこ
これからも競技に携わっていくことができると良いわね。

「幸多からんことを」の例文

  1. 若いカップルをみて僻んだりしない。幸多からんことをと願うばかりだ。
  2. 退職後も幸多からんことを
  3. 結婚した二人の門出に幸多からんことを
  4. 君に幸多からんことを
  5. 今日卒業される皆さんの未来が幸多からんことを

目上には失礼?

幸多からんことを」は、幸せが多いことを祈っています。または願っていますというような意味です。

「祈る」や「願う」を省略した言葉なので、目上には失礼になります。

また、「幸多からんことを」は、敬語表現ではないため、目上の人に使うことはできません。

目上の人に対して使う場合は、「お祈りいたします」「お祈り申し上げます」「祈念いたします」「お祈りします」のような敬意を示す表現にすると良いでしょう。