「知らしめる」の意味と使い方や例文!「知らせる」との違いは?(類義語)

【言葉】
知らしめる

【読み方】
しらしめる

【意味】
知るようにさせる。

【類義語】
・知れ渡る
・周知させる
・アナウンスする

「知らしめる」の使い方

健太
今回のW杯で、メッシはサッカーの王様だってことを世界に知らしめたね。
ともこ
前からそう思っていたわよ。
健太
サッカーに興味がない人も、今回のことでその存在を認知したと思うよ。
ともこ
世界で一番有名なサッカー選手ね。

「知らしめる」の例文

  1. その作品で、やはり彼は稀有な俳優だということを知らしめた。
  2. 世界大戦が、化学兵器の威力のほどを広く知らしめた。
  3. 世の中にその存在を知らしめる
  4. この仕事が、どんなに光栄あるものかを三人に知らしめてください。(三浦綾子 海嶺 下)
  5. お魚ボックスでこの海の魚を全国に知らしめ、漁港を活性化させる。

「知らしめる」と「知らせる」の違いは?

知らしめる」に似ている語に「知らせる」があります。

知らせる」とは、「報せる」とも書き、「他人に告げてその人が知るようにする。通知する。知らす。」という意味です。

知らしめる」は、多くの人に「知らせる」ことをいいます。

知らせる」は、他の人が知るようにすることをいいます。

知らしめる」は、強制的に知るしかない状態にすることをいいます。