「諦める」の意味と使い方や例文!「諦観」「断念」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
諦める

【読み方】
あきらめる

【意味】
思い切る。仕方ないと断念したり、悪い状態を受け入れたりする。

「明らめる」と同語源。

【類義語】
・思い切る
・断念
・観念

【対義語】
・手に入る
・受け入れる
・許す

「諦める」の使い方

ともこ
健太くん負けちゃったわね。
健太
頑張ったんだけどな。
ともこ
最後まで諦めない姿勢がかっこよかったわよ。
健太
ここで諦めないで、次こそ勝つぞ。

「諦める」の例文

  1. 彼は怪我のためにプロの道を諦めた。
  2. どうしようもない。仕方ないと諦める
  3. 言葉が通じないと諦めるのではなく、心で会話をしようと試みる。
  4. 胃癌の人は死ぬのは諦めさえすれば何でもないと云って美しく死んだ。(夏目漱石 変な音)
  5. 夫に理解してもらうことを諦める妻が多い。

「諦める」と「諦観」「断念」との違いは?

諦める」に似ている語に「諦観(ていかん)」「断念(だんねん)」があります。

「諦める」と「諦観」の違いは?

諦観」とは
①入念に見ること。諦視。
②仏教語の「たいかん」
③あきらめること。

という意味です。

諦める」も「諦観」も、あきらめる、断念することをいいます。

しかし「諦観」には、「入念に見ること。仏教で明らかに真理を見きわめる。」という意味がある点が違います。

「諦める」と「断念」の違いは?

断念」は、「思い切ること。あきらめること。」という意味です。

諦める」も「断念」も、「あきらめる、断念すること。思い切ること。」をいい、ほぼ同じ意味です。