「遭う」の意味と使い方や例文!「会う」「遇う」「逢う」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
遭う

【読み方】
あう

【意味】
何かをしている時に、悪い事態が自分の身に起こる。嫌な体験をする。遭遇する。

【類義語】
・被る
・見舞われる

「遭う」の使い方

ともこ
健太くん。今日の運勢は最悪だから大変な目に遭うわよ。
健太
その占いの結果は変わらないの?
ともこ
何度占っても同じよ。
健太
怖くて外出することができないじゃないか。

「遭う」の例文

  1. いままでたくさんの辛い目にってきた。
  2. その事がばれるとどんな目にわされるか分からない。
  3. あの村に戻ると嫌な目に遭うことは覚悟していた。
  4. 彼を馬鹿にしているとひどい目に遭うぞ。
  5. 彼女によると、危険な目にったのは今回が最初ではないのだという。この十日間に、最低三回は狙われている。(東野圭吾 天使の耳)

「遭う」と「会う」「遇う」「逢う」との違いは?

あう」は、「会う」「遇う」「逢う」とも書きます。

遭う」「会う」「遇う」「逢う」は、二つ以上が寄り集まり、相手を認めることをいいます。

しかし、

遭う」は、「何かをしている時に、悪い事態が自分の身に起こる。嫌な体験をする。遭遇する。」という意味です。

会う」は、「互いに顔を見て相手を認識する。顔を合わせる。対面する。会見する。対する。面と向かう。」という意味です。

遇う」は、思いがけない出来事に遭遇することという意味です。

逢う」は、「親しい人や思い入れがある人と顔を合わせる。対面する。」という意味です。

人と対面する意では「会う」「逢う」、偶然にあう場合は「遭う」「遇う」を使うことが多いです。

遭う」は、主に好ましくないことにあう意味で使われます。