「敢え無く」の意味と使い方や例文!「やむなく」「仕方なく」との違いは?(類義語)

【言葉】
敢え無く

【読み方】
あえなく

【意味】
①仕方なく。どうしようもなく。
②張り合いがなく。あっけなく。

【類義語】
・仕方なく
・どうしようもなく

「敢え無く」の使い方

ともこ
健太くん。告白はしたの?
健太
うん。
ともこ
どうだった?どうだった?何か言ってよ。
健太
敢え無く撃沈だったよ。

「敢え無く」の例文

  1. 火星にロケットをとばそうとしたが、敢え無く失敗した。
  2. そのミスで、彼の昇進は敢え無く見送られた。
  3. ともこちゃんは志望校に合格したが、健太くんは敢え無く不合格だった。
  4. 予想外の攻撃に敢え無く敗走することとなった。
  5. 政府に反発して立ち上がったが、敢え無く鎮圧された。

「敢え無く」と「やむなく」「仕方なく」との違いは?

敢え無く」に似ている表現に「やむなく」「仕方なく(しかたなく)」があります。

「敢え無く」と「やむなく」の違いは?

やむなく」は、「仕方なく。やむを得ず。」という意味です。

敢え無く」も「やむなく」も、「仕方なく。どうしようもなく。」という意味で使われます。

しかし「敢え無く」には、あっけなくという意味がある点が違います。

「敢え無く」と「仕方なく」の違いは?

仕方なく」は
①やむなく。
②どうしようもなく。

という意味です。

敢え無く」も「仕方なく」も、「どうしようもなく。やむなく。」という意味で使われます。

しかし「敢え無く」には、あっけなくという意味がある点が違います。