「概して言えば」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
概して言えば

【読み方】
がいしていえば

【意味】
一般的に言えば。総じて言えば。

【類義語】
・総じていえば
・一般的にいうと

「概して言えば」の使い方

健太
概して言えば、親は子に偉人になって欲しいと思っているよね。
ともこ
子供に追い抜かれて悔しがる親は少ないわね。
健太
だから、概して教育産業は儲かるんだね。
ともこ
少子化になっても、一人の子に多額のお金をかけるからね。

「概して言えば」の例文

  1. 然し概して言えば初冬の野の景色はしみじみと面白いものである。霜の色の蒼白さは雪よりも滋くて切ない趣がある。(島崎藤村 新生)
  2. その再評価の試みが近来行われているが、概して言えば、彼の小説は彼の独善的な一面が強く出ていて、客観的な評価に堪たえないところがある。(石川啄木 一握の砂・悲しき玩具)
  3. 概して言えば東洋の美術文学は消極的美に傾き、西洋の美術文学は積極的美に傾く。(正岡子規 俳人蕪村)
  4. 国内での私鉄の定義は、概して言えばJRを除いた民間事業者による鉄道のことをいう。
  5. 概して言えば、彼は高い給料に見合うだけの能力を持った男だ。