「諌める」の意味と使い方や例文!「たしなめる」との違いは?(類義語)

【言葉】
諌める

【意味】
いさめる

【意味】
①主に目上の人に対して、その過ちや悪い点を指摘し、改めるように忠告する。諫言する。
②いましめる。禁止する。

【類義語】
・意見
・諫言
・諭す

「諌める」の使い方

ともこ
W杯でPKの失敗を責める声がSNSにあるわね。
健太
ひどいよね。そういう声を諫める声もあるよ。
ともこ
SNSがこの世からなくなればいいのに。
健太
そもそもスマホができてから良くないことが増えていっているからなくなればいいのに。

「諌める」の例文

  1. 大臣が勇気を振り絞って王を諌める
  2. 上司の行いを諫めたため、彼は怒りを買って地方に飛ばされた。
  3. 自分を諫めてくれる部下がいることを幸せに思う。
  4. まだ信任されないうちに諌めると、君主は自分がそしられているように思うだろう。(下村湖人 現代訳論語)
  5. 諫める社員が誰もいなかったので、社長の行動はエスカレートしていった。

「諌める」と「たしなめる」の違いは?

諌める」に似ている語に「たしなめる」があります。

たしなめる」とは、
①よくない点に対して注意を与える。いましめる。
②苦しめる。なやます。

という意味です。

諫める」も「たしなめる」も、いましめることをいいます。

しかし「諫める」は、目上の人に対して諫言する意がある点が違います。

また「たしなめる」は、「苦しめる。なやます。」という言がある点が「諫める」と違います。