「書き入れ時」の意味と使い方や例文!「繁忙期」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
書き入れ時

【読み方】
かきいれどき

【意味】
帳簿の記入に忙しい時の意から、営業で最も利益の上がる時をいう。

【類義語】
・繁忙期

【対義語】
・閑散期

「書き入れ時」の使い方

健太
昔は月曜が休みの飲食店が多かったよね。
ともこ
土日が書き入れ時だったからね。
健太
最近は月曜休みが減ったよね。
ともこ
多種多様な働き方ができて、客が分散して土日に集中しなくなったのかもね。

「書き入れ時」の例文

  1. 書き入れ時に怪我をしてしまい、他の従業員に迷惑をかけた。
  2. 夕方は一番の書き入れ時なので、時間をとることはできません。
  3. 冬はスキー場の書き入れ時だというのに、今年は暖冬でまったく雪が降らない。
  4. ケーキ屋の書き入れ時はクリスマスシーズンです。
  5. 本山からの扶持金の少ない小寺にあっては、この盆は財源の書き入れ時といえた。(水上勉 雁の寺 全)

「書き入れ時」と「繁忙期」の違いは?

書き入れ時」に似ている語に「繁忙期(はんぼうき)」があります。

繁忙期」とは、「業務が忙しい時期。客が特に多い時期。」という意味です。

書き入れ時」は、最も利益が大きくなる時期をいいます。

対して「繁忙期」は、客が多く忙しいことをいい、利益については言及されていません。