【言葉】
書き入れ時
【読み方】
かきいれどき
【意味】
帳簿の記入に忙しい時の意から、営業で最も利益の上がる時をいう。
【類義語】
・繁忙期
【対義語】
・閑散期
「書き入れ時」の使い方
昔は月曜が休みの飲食店が多かったよね。
土日が書き入れ時だったからね。
最近は月曜休みが減ったよね。
多種多様な働き方ができて、客が分散して土日に集中しなくなったのかもね。
「書き入れ時」の例文
- 書き入れ時に怪我をしてしまい、他の従業員に迷惑をかけた。
- 夕方は一番の書き入れ時なので、時間をとることはできません。
- 冬はスキー場の書き入れ時だというのに、今年は暖冬でまったく雪が降らない。
- ケーキ屋の書き入れ時はクリスマスシーズンです。
- 本山からの扶持金の少ない小寺にあっては、この盆は財源の書き入れ時といえた。(水上勉 雁の寺 全)
「書き入れ時」と「繁忙期」の違いは?
「書き入れ時」に似ている語に「繁忙期(はんぼうき)」があります。
「繁忙期」とは、「業務が忙しい時期。客が特に多い時期。」という意味です。
「書き入れ時」は、最も利益が大きくなる時期をいいます。
対して「繁忙期」は、客が多く忙しいことをいい、利益については言及されていません。