「芳しくない」の意味と使い方や例文!「思わしくない」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
芳しくない

【読み方】
かんばしくない

【意味】
好ましくないさま。褒められた状態ではない。

【類義語】
・思わしくない
・望ましくない
・好ましくない

【対義語】
・芳しい

「芳しくない」の使い方

ともこ
健太くん。芳しくない成績だったんでしょう?
健太
なんでわかるの?
ともこ
健太くんの表情を見ればわかるわよ。
健太
留年の危機なんだよ。

「芳しくない」の例文

  1. 十時に店を開けはしたものの、今日も客の入りはまるで芳しくなかった。(新井素子 グリーン・レクイエム)
  2. 襲名公演のチケットの売れ行きが芳しくない
  3. 健太くんに関する芳しくない噂を耳にしている。
  4. 儲かりまっかと聞かれたら、芳しくないとしか言いようがない。
  5. その食材は日本人の口に合わず、評価は芳しくなかった。

「芳しくない」と「思わしくない」の違いは?

芳しくない」に似ている語に「思わしくない」があります。

思わしくない」とは、「好ましく思わない。気に入らない。」という意味です。

芳しくない」も「思わしくない」も、好ましくないことをいいます。

しかし「芳しくない」の方が、「思わしくない」よりも悪い状態の場合に使われます。