【言葉】
顔がほころぶ
【読み方】
かおがほころぶ
【意味】
表情がやわらぐ。笑顔になる。
【類義語】
・微笑む
・表情を緩める
・硬い表情を解く
「顔がほころぶ」の使い方
感染症蔓延のせいで、閑古鳥が鳴く飲食店が多かったよね。
最近、飲食店に客が戻ってきたわよね。
満席の店内にオーナーさんの顔がほころんでいたよ。
ほっとしたでしょうね。
「顔がほころぶ」の例文
- 子犬の仕草を見ているだけで顔がほころぶ。
- あまりのおいしさに顔がほころぶ。
- 孫の写真に顔がほころぶ。
- 顔がほころぶような、生活を豊かにしてくれるケーキを作りたい。
- 遊園地の観覧車が見えてきた。わくわくして顔がほころぶ。
「顔がほころぶ」と「笑みがこぼれる」との違いは?
「顔がほころぶ」に似ている表現の一つに「笑みがこぼれる(えみがこぼれる)」があります。
「笑みがこぼれる」とは、ほほえみが外に現れ出るという意味です。
「こぼれる」は、外に現れ出ることをいいます。
「顔がほころぶ」も「笑みがこぼれる」も、笑顔になることをいいます。
しかし「顔がほころぶ」は、真顔が笑顔になることをいいます。
対して「笑みがこぼれる」とは、感情が思わず顔にあらわれることをいいます。