「頑として」の意味と使い方や例文!「頑として動かない」とは?(類義語)

【言葉】
頑として

【読み方】
がんとして

【意味】
固く自説を主張して他の人の言を聞き入れないさま。

【類義語】
・あくまで

「頑として」の使い方

健太
彼を問い質しても、頑として口を割らないんだ。
ともこ
聞き方が悪いんじゃないの?
健太
誘導尋問をするってこと?
ともこ
もしくは親身になって話しやすい状況を作るか。

「頑として」の例文

  1. 二人の兄弟だけが残されたが、この二人は頑として抵抗をやめない。(W.Hハドスン ある羊飼いの一生)
  2. しかし彼女は、夫殺しには何の関係もないことを頑として主張した。(アガサ・クリスティ ゴルフ場殺人事件)
  3. 一列一体に頑として学校へ出席することを憎む奴ばかりが揃つてゐた。(坂口安吾 霓博士の廃頽)
  4. 近所にゴミ屋敷と言われるような状況になり片付けを提案したが、彼は頑として受け入れない。
  5. ここから出ろと言われても頑として動かなかった。

「頑として動かない」とは?

頑として」を用いた表現の一つに「頑として動かない(がんとしてうごかない)」があります。

頑として動かない」とは、かたくなに動かない様子をいいます。

【例文】

  1. そのドアは、押しても引いても頑として動かない
  2. うまくおだてないと、彼は頑として動かない