「敬意を払う」の意味と使い方や例文!「敬意を表する」との違いは?(類義語)

【言葉】
敬意を払う

【読み方】
けいいをはらう

【意味】
敬う気持ちを向けたり注いだりする。

【類義語】
・敬意を表する

「敬意を払う」の使い方

健太
世の中の人たちは、いわゆるホワイトワーカーに敬意を払い、ブルーワーカーを軽視しているよね。
ともこ
ブルーワーカーにこそ敬意を払うべきよ。
健太
稼ぐ額でその仕事の貴賎を決めるのはどうかと思うよ。
ともこ
農家さんがいなくなったら、ホワイトワーカーの人たちは真っ先に飢え死にするということを認識するべきだわ。

「敬意を払う」の例文

  1. 彼をライバルとするには僕とはレベルが違いすぎると、ライバル選手に敬意を払う
  2. 敬意を払うように深く頭を下げる。
  3. いえ、私は苦労をしてきてるから彼女に敬意を払う、というんやないよ。(有栖川有栖 海のある奈良に死す)
  4. 私の行くところ、敬意を払わぬ人はなく、誰もが憧れの眼差しを向けた。(森見登美彦 四畳半神話大系)
  5. 常に相手に敬意を払い、相手の気持ちを汲み取って物を言い行動することを心がけている。

「敬意を払う」と「敬意を表する」の違いは?

敬意を払う」に似ている語に「敬意を表する(けいいをひょうする)」があります。

敬意を表する」とは、敬う気持ちを表すことをいいます。

【例文】

  1. 危険な任務に従事した勇敢な隊員たちに敬意を表する
  2. こんな急な場合にも敬意を表することを忘れない所にこの人の性格が見えるのである。(与謝野晶子 源氏物語)