【言葉】
見当違い
【読み方】
けんとうちがい
【意味】
見当を誤ること。見込み違い。
【類義語】
・誤解
・誤算
・違算
・不正
・見込み違い
・的外れ
【対義語】
・的確
「見当違い」の使い方
野党はいつも見当違いな批判をするね。
ああいう質問をするから万年野党なのよ。
与党が頼りないと感じるけど、野党もまた頼りないよね。
政治家がだめだめだから、この国の未来もだめだめね。
「見当違い」の例文
- 全く二人ともあのとき見当違いのことばかり言ってたのです。すっかり見当違いのことでした。(ドストエフスキー 白痴 下)
- 自分は何か大きな見当違いをしているのではないだろうか?(クリスティ 秘密組織)
- 何か隠していて、わざと見当違いの説明をしているようだった。(エラリー・クイーン スペイン岬の裸死事件)
- 見当違いの方向にボールを投げられた。
- 自分の意見が見当違いだったことを反省する。
「見当違い」と「検討違い」の違いは?
「見当違い」と同じ読み方の表現で「検討違い」をみかけることがあります。
「検討違い」は、じっくり調べたが間違いを犯すという意味で使われますが、「見当違い」と混同した語だと考えられます。
「検討違い」という語は辞書には存在しませんが、「見当違い」は、予想や予測が間違えることをいいます。
対して「検討違い」は、じっくり考えたが間違えることをいいます。