「極め付き」の意味と使い方や例文!「極めつけ」は間違い?(類義語)

【言葉】
極め付き

【読み方】
きわめつき

【意味】
①極書のついていること。
②転じて、定評のあるたしかなもの。折り紙付き。

【類義語】
・究極
・折り紙つき

「極め付き」の使い方

ともこ
素晴らしい演奏だったわね。
健太
国際コンクール優勝の極め付きの演奏だからね。
ともこ
とてもリラックスできたわ。
健太
いい演奏って、脳波にいい刺激を与えてくれるよね。

「極め付き」の例文

  1. これでお互いが極め付きのマヌケだということが、はっきり判っただろ。(梅崎春生 ボロ家の春秋)
  2. 彼女のスケートの技術の中でも極め付きは4回転ジャンプだろう。
  3. 健太くんは極め付きの悪党だ。
  4. 彼は極め付きのほら吹きとして知られているから、誰にも信用してもらえない。
  5. これはもう極め付きの、卑俗この上ない日和見主義であり、口先で革命を認めながら、実際には革命を放棄しているに等しい。(レーニン 国家と革命)

「極めつけ」は間違い?

極め付き」と同じ意味で「極めつけ」という表現をよくみかけます。

極め付き」は、極め書きと呼ばれる鑑定書が付いていることをいいます。

また、歌舞伎で、ある役者が演じる役が優れていて、他の役者が及ばないほどだと認められることをいいます。

一般的に定評があることをいいます。

なので「極めつけ」は間違いですが、最近では「極めつけ」を許容する辞書があります。