「覆す」の意味と使い方や例文!「常識を覆す」とは?(類義語)

【言葉】
覆す

【読み方】
くつがえす

【意味】
①裏返す。
②国家や政権などを倒す。ほろぼす。
③今までのことを否定して根本から変える。

【類義語】
・ひっくりかえす

「覆す」の使い方

健太
裁判の判決を覆す証言が出たみたいだよ。
ともこ
警察は面目丸つぶれね。
健太
証言が本当なら、容疑者は無罪になりそうなんだって。
ともこ
有罪になったら、本人もその家族も人生が狂うんだから、冤罪を生むようなことがあってはいけないわ。

「覆す」の例文

  1. 浜風が吹く甲子園では左打者は不という定説を覆すように、彼はホームランを打った。
  2. 大差をして勝利をつかんだ。
  3. この歴史書が本物なら、これまでの常識を覆す大発見といえる。
  4. なぜ子供のときに聞いた言葉が、おとなになったいまされるのだろう。(三浦綾子 雨はあした晴れるだろう)
  5. 彼が下した決定をさせるのは難しい。

「常識を覆す」とは?

覆す」を用いた表現の一つに「常識を覆す(じょうしきをくつがえす)」があります。

常識を覆す」とは、それまで正しいものとされてきた考え方を根本から変えることをいいます。

【例文】

  1. ガリレオの地動説は常識を覆もので、宗教裁判にまでかけられた。
  2. 今回発表された研究結果は、これまでの常識を覆すものだった。