「まどろっこしい」の意味と使い方や例文!「まだるっこい」とは?(類義語)

【言葉】
まどろっこしい

【意味】
まだるっこい。手間取って遅い。いらいらするほどのろい。

【類義語】
・まだるっこい

「まどろっこしい」の使い方

健太
映画を等倍速で見るのはまどろっこしいと考える人が増えたんだって。
ともこ
2倍速とか4倍速で見るのよね。
健太
そんなんで作品の良さが分かるのかな。
ともこ
ストーリーは理解できるけど、余白の美みたいなものは分からないでしょうね。

「まどろっこしい」の例文

  1. もう口じゃまどろっこしい、眼の廻る様な奴を鼻梁にがんとくれて逃んだのよ。(有島武郎 かんかん虫)
  2. どうしてそんなに嫌なのかという言葉を使わずに、どうしてそんなに嫌なのかと質問するにはどうすればいいかとまどろっこしいことを考えていたら、二の矢が飛んできた。(宮部みゆき 名もなき毒)
  3. 以前倉持が、一丁何十円なんて商売はまどろっこしくてやってられない、といっていたのを思い出した。(東野圭吾 殺人の門)
  4. 恋愛を経て結婚はまどろっこしいのでお見合いをする。
  5. 京都の人は明言を避けるのでまどろっこしい

「まだるっこい」とは?

まどろっこしい」は「まだるっこい」とも言い表します。

まどろっこしいも「まだるっこい」も、「マダルコイ」の促音化で、「まだるい」を強めていう語です。

まだるい」とは、
①手間取って遅い。いらいらするほどのろい。
②やぼくさい。

という意味です。