【言葉】
微睡み
【読み方】
まどろみ
【意味】
まどろむこと。しばらくとろとろと眠ること。
【類義語】
・仮眠
・仮睡
・うたたね
・午睡
「微睡み」の使い方
はっ。今、微睡みの中で名曲が浮かんだ。
すぐに録音しないと!
ボイスレコーダーはどこだ。携帯電話でもいい。ああっ。どんな曲だったか忘れた。
微睡みで浮かんだ名曲や名文は消えやすくはかないわよね。
「微睡み」の例文
- 彼は全身微睡みながら、覚めかかった心をじっと、その或物へ集中した。(豊島与志雄 田原氏の犯罪)
- 彼女はいつも微睡み、熟睡できずにいた。
- 微睡みから覚めて頭がクリアになるまでに時間がかかった。
- その夜クローディアスが眠りにつく寸前、微睡みの中で物音を聞いた。(紅玉いづき ミミズクと夜の王)
- 浅い微睡みと覚醒を繰り返し、ちゃんと休むことができなかった。
「まどろみかけた」とは?
「微睡み」を用いた「まどろみかけた」の「かけた」は、他の動詞の連用形のあとに付いて用いる語で
①…しはじめる、途中まで…する、今にも…しそうになる。
②他へ働きを仕向ける
という意味です。
なので「まどろみかけた」は、「うとうと眠りそうになった。うとうと眠りはじめた。」という意味です。
【例文】
- なかなか寝付けず、朝方になってやっとまどろみかけた。
- 疲れてまどろみかけたが、電話の音ではっと目が覚めた。