「免れない」の意味と使い方や例文!「謗りを免れない」とは?(類義語・対義語)

【言葉】
免れない

【読み方】
まぬがれない

【意味】
好ましくない事態や災難からのがれられない。

【類義語】
・のがれられない

「免れない」の使い方

健太
走行距離税が導入されるんだって。
ともこ
車社会の地方では大きな打撃は免れないわよね。
健太
ガソリンも高くなっているというのに、消費税もそうだけど、弱者から税金を吸い取るのは良くないと思う。
ともこ
議員や官僚が、もっと節税の意識を高めてから増税してほしいわよね。

「免れない」の例文

  1. その立場からのみ歴史的生命の世界を見ることは、抽象的たるを免れない。(西田幾多郎 絶対矛盾的自己同一)
  2. 何の手も打たなければ、家電営業の責任者である太田の責任も免れない。(佐藤正明 陽はまた昇る 映像メディアの世紀)
  3. 死はだれも免れないものであるからという道理を思って心を平静にしなさい。(与謝野晶子 源氏物語)
  4. この国は景気後退を免れないだろう。
  5. 悪行三昧の彼は地獄行きは免れない

「謗りを免れない」とは?

免れない」を用いた表現の一つに「謗りを免れない(そしりをまぬがれない)」があります。

謗りを免れない」とは、とは、非難されて当然という意味です。

【例文】

  1. 彼の軽薄な行動は、謗りを免れない
  2. 彼の発言は、不謹慎の謗りを免れない