「幕引き」の意味と使い方や例文!(類義語・対義語)

【言葉】
幕引き

【読み方】
まくひき

【意味】
①幕を引いて芝居などを終えること。また、その幕を開閉する役目の人。
②物事を終えること。終わりにすること。

【類義語】
・けり
・決着

【対義語】
・幕開き

「幕引き」の使い方

健太
自動車会社の不正は、役員の処分で幕引きとなったね。
ともこ
役員を処分しても会社の体質が変わらなければ、同じことをくり返すわ。
健太
そう考える人が多いから、信用を回復するのは大変だろうね。
ともこ
上の人間は何もしないで下の人間にノルマを課し過ぎるから不正が起きるのよ。

「幕切れ」の例文

  1. この事件はあまりにもおかしい形で捜査の幕引きがされているんです。(朔立木 死亡推定時刻)
  2. アーティストではなく、所属事務所が全責任を負う形で幕引きした。
  3. そこにはひとつの時代の幕引きとしての意味しか見いだせない。(村上春樹 1Q84 BOOK1)
  4. 一般人に一切の被害を出さないまま幕引きを図りたい。
  5. 謝罪や降板もないままの幕引きに視聴者は納得しない。