「名指し」の意味と使い方や例文!いい意味?悪い意味?(類義語)

【言葉】
名指し

【読み方】
なざし

【意味】
名をあげて指名すること。

【類義語】
・指名

「名指し」の使い方

健太
今日は、先生に名指しで称賛されていたね。
ともこ
大勢の前で褒められると恥ずかしいわね。
健太
全生徒の手本として素晴らしい存在だということだよ。
ともこ
これからも手本になるよう頑張るわ。

「名指し」の例文

  1. しかし私の前では一度もあなたの名を名指したことはありません。(モーパッサン シモンのパパ)
  2. 生徒に本を朗読させることも、名指しして質問することもしなかった。(東野圭吾 白夜行)
  3. だが、真犯人は誰なのか。狙撃した人間はいるのだろうが、その人間が真犯人だと名指しする人間もいないはずだ。(伊坂幸太郎 ゴールデンスランバー)
  4. 警察庁は注意喚起のため、サイバー集団を名指しで公表した。
  5. 名指を避けながらも暗にその国を批判した。

いい意味?悪い意味?

名指し」は、名を言ってそれを指定することをいい、意味にいい悪いはありません。

名指しで非難する」のように悪い意味で使うことが多いですが、「名指しで褒める」のようにいい意味で使うことも可能です。