「喇叭飲み」の意味と使い方や例文!(語源由来・類義語)

【言葉】
喇叭飲み

【読み方】
らっぱのみ

【意味】
瓶入りの飲み物を、らっぱを吹くように飲むこと。

【語源・由来】
らっぱを吹くような格好で瓶の口から直接飲むことから。

【類義語】
・ぐい飲み
・一飲み

「喇叭飲み」の使い方

ともこ
健太くん。喇叭飲みしたら他の人が飲めないじゃないの。
健太
ごめん。ごめん。責任をもって全部飲むよ。
ともこ
他の人が飲む分がないじゃないの。
健太
そうかあ。皆の分を買ってくるよ。

「喇叭飲み」の例文

  1. グラスを使わず、ボトルから直接喇叭飲みした。
  2. ソファに寝転んでウィスキーを喇叭飲みして、そのまま朝まで寝た。
  3. そうして、室内へ入ると即座に吊り革へぶら下って、ウイスキーの喇叭飲みをやった。(谷崎潤一郎 恐怖)
  4. ジムはウイスキーの瓶をさかんに喇叭飲みし、ときどき頭が変になってあばれまわったり、わめいたりした。だが正気に返るたびに、また瓶の喇叭飲みをした。(マーク・トウェイン  ハックルベリ フィンの冒険)
  5. とたんに空腹に気づいた。渠はそのへんを泳いでいた魚類を五、六尾手掴みにしてむしゃむしゃ頬張り、さて、腰に提げた瓢の酒を喇叭飲みにした。旨かった。(中島敦 悟浄出世)