「しがない」の意味と使い方や例文!「しがないサラリーマン」とは?(語源由来・類義語・対義語)

【言葉】
しがない

【意味】
①とるに足りない。つまらない。
②貧しい。乏しい。

【語源・由来】
「さがなし」の転。

【類義語】
・さえない
・些々(ささ)たる

【対義語】
・興味深い
・立派な
・偉大な

「しがない」の使い方

健太
このまま年を取ってしがないサラリーマンになって死ぬのかな。
ともこ
若者らしく夢と希望を持ちなさいよ。
健太
世の中のサラリーマンが不幸そうな顔をしているから、夢も希望もない気がしてきたよ。
ともこ
私たちの手で世の中を変える!くらいの意気込みでいましょうよ。

「しがない」の例文

  1. 田舎の市役所でしがない公務員をしています。
  2. 豊臣秀吉は、しがない農民が武将になったことで有名だ。
  3. 当時はしがない役者でお金がなかった。
  4. なんの因果か、おれみたいにどん底に突き落された、しがない人間にとっては、こんな機会はまたとあるまい。(スタンダール 赤と黒)
  5. 祖父はしがない職人だったが、芸術の価値が分かる人だった。

「しがないサラリーマン」とは?

しがない」を用いた表現の一つに「しがないサラリーマン」があります。

しがないサラリーマン」とは、取るに足りないサラリーマンという意味です。

【例文】

  1. しがないサラリーマンが、不思議な力を得て正義の味方になって世界を救う話です。
  2. 昔はプロ野球選手に一番近い男と呼ばれていたが、今ではしがないサラリーマンだ。