「しくじる」の意味と使い方や例文!(語源由来・類義語)

【言葉】
しくじる

【意味】
①失敗する。しそこなって目的を達しない。
②過失などによって解雇されたり出入りを差し止められたりする。また、機嫌を損ねる。

【語源・由来】
「しくじる」は、「為(し)」+「崩る(くずる)」から成る語で、している事が途中で崩れるの意からとされる。また、「為(し)」+「挫ける(くじける)」から成る語で、事の途中でくじけるの意とも。

【類義語】
・やり損なう
・抜かる

「しくじる」の使い方

ともこ
結婚にしくじって姉さんが出戻ってきたの。
健太
今、離婚する夫婦は多いからね。
ともこ
憎しみあって殺人に発展するより離婚した方が良いわよね。
健太
そうだね。その方が絶対に良いよ。

「しくじる」の例文

  1. たとえしくじっても、それで困る人間は一人もいない。
  2. この仕事はしくじるわけにはいかなと意気込む。
  3. もう少しで、お前と同じような大しくじりをするところまでいったんだ。(太宰治 親友交歓)
  4. 先のある人を、学校でもしくじらせてごらんなさい、それこそ大変だわ。(徳田秋声 或売笑婦の話)
  5. 酒を飲み過ぎて会社をしくじる