「そつなくこなす」の意味と使い方や例文!悪い意味?褒め言葉?(類義語・対義語)

【言葉】
そつなくこなす

【意味】
仕事を要領よくこなす。

【類義語】
・失敗しない
・手抜かりがない

【対義語】
・抜かりがある
・むだがある

「そつなくこなす」の使い方

健太
ともこちゃんは何でもそつなくこなすね。
ともこ
何でもそつなくこなすけど、人よりずば抜けているところがないのよね。
健太
器用貧乏ってやつ?
ともこ
まさにそうね。いろんなことをそつなくこなすことより、一つの才能があった方がいいわ。

「そつなくこなす」の例文

  1. ともこちゃんは、頭脳明晰で要領がいいので、すべてをそつなくこなすことができた。
  2. 不器用な健太くんにそつなくこなすことなんてできない。
  3. あのアイドルは、歌やダンスに加えて演技もそつなくこなす
  4. 彼は家事全般をそつなくこなす良き夫だ。
  5. 与えられた仕事をそつなくこなす、という以上のことができる。(有栖川有栖 ダリの繭)

悪い意味?褒め言葉?

そつなくこなす」は、仕事を要領よくこなすという意味なので、有能さを褒める言葉として使われます。

しかし「そつなくこなす」は、言われた仕事だけを指示通り淡々とこなすという嫌味を含んだ悪い意味で使われることがあります。

そつなくこなす」は、本来は褒め言葉として使われます。

しかし、状況によっては悪い意味で使われることもあるので使う際は注意が必要です。