「それどころか」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
それどころか

【意味】
前に述べたことよりはるかに程度がはなはだしいことをいう語。

【類義語】
・かえって

「それどころか」の使い方

ともこ
健太くん。頭痛はおさまった?
健太
まだおさまっていないよ。それどころか痛みが激しくなっているよ。
ともこ
病院に行った方が良いんじゃないかしら。
健太
頭痛には大病が隠れているって言うからこわいよね。

「それどころか」の例文

  1. 君の邪魔をするつもりは無い。それどころかこれは君のためである。
  2. ともこちゃんのおかげで絶交しないで済んだ。それどころか、ますます仲良くなった。
  3. それだけは初めから明らかでした。それどころか、職務は愛によって利益を得るはずだ、と私は考えました。(ヘッセ ガラス玉演戯 下)
  4. でもあなたはそんなふうじゃない、それどころか服装には一分の隙もない。誰かに恋してるというより、ご自分に恋してるんでしょう。(シェイクスピア お気に召すまま)
  5. いや十分です、十分です、それどころか、十分すぎるくらい十分ですよ。(ドストエフスキー 白夜)