「てんこ盛り」の意味と使い方や例文!「山盛り」「大盛り」との違いは?(語源由来・類義語・対義語)

【言葉】
てんこ盛り

【読み方】
てんこもり

【意味】
食器に食物をうずたかく盛ること。

【類義語】
・山盛り

「てんこ盛り」の使い方

健太
ともこちゃん。おかわり。
ともこ
よく食べるわね。
健太
よく食べよく寝て大きくなるんだ。
ともこ
最初からてんこ盛りにしておけば良かったわね。

「てんこ盛り」の例文

  1. いくらがてんこ盛りなのに、これで1000円とは安い。
  2. 引戸の前にはてんこ盛りの飯が置いてあって、飯茶椀は吉村先生のものだった。(浅田次郎 壬生義士伝 上)
  3. 食べ放題だからと欲張り、てんこ盛りにしてしまった。
  4. 口の悪い近所の呉服屋の主人が、長崎屋が一太郎を甘やかすこと、大福餅の上に砂糖をてんこ盛りにして、その上から黒蜜をかけたみたいだと言ったことがある。(畠中恵 しゃばけ)
  5. てんこ盛りになったご飯を目の前にして、食べ切れるか不安になった。

「てんこ盛り」と「山盛り」「大盛り」との違いは?

てんこ盛り」に似ている表現に「山盛り(やまもり)」「大盛り(おおもり)」があります。

「てんこ盛り」と「山盛り」の違いは?

山盛り」は、「山のように高く盛ること。また、そのもの。」という意味です。

てんこ盛り」は、御飯を「山盛り」にする意の口頭語的表現なので、ほぼ同じ意味で使われます。

「てんこ盛り」と「大盛り」の違いは?

大盛り」は、料理を普通より多く器に盛ることをいいます。

てんこ盛り」も「大盛り」も、量が多いことをいいます。

しかし「大盛り」よりも「てんこ盛り」の方が、量が多いニュアンスで使われます。