「知己を得る」の意味と使い方や例文!「知遇を得る」との違いは?(類義語)

【言葉】
知己を得る

【読み方】
ちきをえる

【意味】
自分の心をよく知っている親友を手に入れる。

【類義語】
・知遇を得る
・お近づき

「知己を得る」の使い方

健太
ともこちゃんは、海外の友達が多いんだよね。
ともこ
海外に行くことが多くて、その土地その土地の知己を得たの。
健太
世界中に知己がいるってすごいことだね。
ともこ
外国語の勉強になるわよ。

「知己を得る」の例文

  1. この仕事を通して知己を得ることができた。
  2. 学校卒業後は、知己を得ることは無いと思っていた。
  3. ともこちゃんを通して、健太くんと知己を得た。
  4. 写真の世界に足を踏み入れてから芸術家との交流が始まり、偉大な画家とも知己を得た。
  5. 書生は自分の賛成を得て大に知己を得たやうな気がしたのだらう。(芥川竜之介 饒舌)

「知己を得る」と「知遇を得る」の違いは?

知己を得る」に似ている表現に「知遇を得る(ちぐうをえる)」があります。

知遇を得る」とは、人格や能力などを認められて、厚く待遇されるようになることをいいます。

知己を得る」は、自分の心をよく知っている親友を手に入れることをいうので、似ていますが意味は違います。