【言葉】
年甲斐もなく
【読み方】
としがいもなく
【意味】
年齢に似合わずおろかなことをする。いい年をしてばかなことをする。
【類義語】
・大人気ない
・若作り
【対義語】
・年相応
「年甲斐もなく」の使い方
年甲斐もなく、おじいちゃんが恋をしているみたいなんだ。
いくつになっても恋をする権利はあるんじゃないかしら。
年甲斐もなく鏡の前で鼻歌を歌いながらおしゃれをしてるんだよ。
呆けるより良いわよ。これは結婚もあるかもね。
「年甲斐もなく」の例文
- 年甲斐もなく母がミニスカートをはいていて恥ずかしい。
- 年甲斐もなく若い子のようにキャッキャッと騒いでしまった。
- 年甲斐もなくとか、年なんだからというのはよくない。
- それはまた年甲斐もなく、失礼な事を致したものでございます。(芥川龍之介 邪宗門)
- それというのも、バルトロ自身が年甲斐もなく、ひそかにロジーヌを妻にしたいからであった。(ボーマルシェ フィガロの結婚)