「山々ですが」の意味と使い方や例文!目上には失礼?(語源由来・類義語)

【言葉】
山々ですが

【読み方】
やまやまですが

【意味】
ぜひそうしたいと思うが実際はできない。

【語源・由来】
多くの山の意から、山ほどの意になり、そうしたい気持ちが多くあるの意。

【類義語】
・思ってはいますが

「山々ですが」の使い方

ともこ
健太くんはお兄さんと同じ大学に行くの?
健太
同じ大学に行きたいのは山々ですが、成績が振るわず無理そうです。
ともこ
まだ分からないじゃないの。
健太
行きたいのは山々ですが、勉強が嫌いなので絶望的です。

「山々ですが」の例文

  1. もっと語りたいのは山々ですが時間がありません。
  2. そうしたいのは山々ですが、できないでしょう。
  3. 自分に資格があると信じたいのは山々ですが、そんな資格はありません。(E.E スミス レンズマンシリーズ 全7巻 1)
  4. 欲しい気持は山々ですが、お小遣いがそんなにないです。
  5. 人材を育てたい気持ちは山々ですが、時間とお金がありません。

目上には失礼?

山々ですが」は、ぜひそうしたいと思うが実際はできないという意味で、相手の申し出を断る際に使われます。

ですが」と丁寧な表現にしていることで、目上の人に対しても使うことが可能です。

さらに丁寧な「山々ではございますが」もあります。

しかし「山々ですが」は、断る意味であることから、頻繁に使うと、いつも遠回しに断る人と思われ印象が悪くなるので注意しましょう。