「ずぼら」の意味と使い方や例文!「がさつ」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
ずぼら

【意味】
すべきことをせずだらしがないこと。無精なこと。

【類義語】
・ものぐさ
・ぐうたら

【対義語】
・几帳面

「ずぼら」の使い方

ともこ
健太くん。足で戸を閉めないでよ。ずぼらねえ。
健太
開けっ放しにするより良いじゃないか。
ともこ
椅子を足で戻さない!手があるでしょう。
健太
足の方が近いんだもん。

「ずぼら」の例文

  1. だいたいこんなことになった直接の原因は、どう考えても私のずぼらさだった。(山本文緒 プラナリア)
  2. ずぼらなくせに、英語の勉強だけは熱心で、大学の授業の後、会話の学校へまめに通った。(阿川尚之 アメリカが嫌いですか)
  3. 僕はこんなずぼらな、のんきな兄らの中に育ったのだ。また従兄にも通人がいた。(夏目漱石 僕の昔)
  4. 年を取れば取るほど健太くんはずぼらになっていった。
  5. ずぼら主婦でも続けられる自炊レシピ集という本が売れている。

「ずぼら」と「がさつ」の違いは?

ずぼら」に似ている語に「がさつ」があります。

がさつ」とは、言動が粗暴でぞんざいなさまという意味です。

ずぼら」も「がさつ」も、行動を表す言葉です。

ずぼら」は、いい加減でだらしないことをいいます。

対して「がさつ」は、荒々しく、細かいところに気を配らないさまをいいます。