「清々しい」の意味と使い方や例文!「爽やか」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
清々しい

【読み方】
すがすがしい

【意味】
すっきりしていて人を心地よくさせるさま。さわやかだ。爽快だ。

【類義語】
・清々
・晴々

【対義語】
鬱陶しい

「清々しい」の使い方

ともこ
風が通る家は清々しいわね。
健太
喚起って大事だね。
ともこ
防犯のために窓のない家が増えているようだけど、大きな窓があると開放感があって良いわよね。
健太
窓がない家を望む家庭が増えているって、この国も終わりだね。

「清々しい」の例文

  1. お天気お姉さんの声は、いつも清々しく朝にふさわしい。
  2. 山の上は深呼吸したくなる清々しい空気だった。
  3. 時間いっぱい使って答案を書き、試験場を出ると清々しい気分がした。(森村誠一 ミッドウェイ)
  4. 空気は冷いが、風がなくそれに太陽が照っているので、案外寒くない。というよりも清々しい気持のよい寒さである。(中谷宇吉郎 樹氷の科学)
  5. 真蒼な清々しい顔をして枕についたまま母上には冷たい覚悟を微笑に云わして静かに私を見た。(有島武郎 小さき者へ)

「清々しい」と「爽やか」との違いは?

清々しい」に似ている語に「爽やか(さわやか)」があります。

爽やか」とは、
①気持ちがすっきりして快適であるさま。すがすがしい。爽快だ。
②態度がすっきりしていて好感が持てるさま。

という意味です。

清々しい」も「爽やか」も、すっきりすることをいいます。

しかし「清々しい」は、初夏の季語です。

対して「爽やか」は、初秋の季語という違いがあります。