「申し添える」の意味と使い方や例文!「申し添えます」は目上に失礼にならない?(類義語)

【言葉】
申し添える

【読み方】
もうしそえる

【意味】
「言い添える」の謙譲語。つけくわえて申し上げる。

【類義語】
・言い足す
・つけ足す
・言い添える

「申し添える」の使い方

健太
この機械の使い方を教えてもらったんだ。
ともこ
へえ。簡単そうだった?
健太
注意事項を申し添えますっていって、説明より長い注意事項を聞かされたよ。
ともこ
なんだか扱いづらくて使い勝手が悪そうね。

「申し添える」の例文

  1. 森光子さんの名誉のために申し添えるが、彼女は気前のよすぎる人である。(向田邦子 父の詫び状)
  2. 誤解されては困るので申し添えておくが、僕は第一発見者だが、彼を手にかけたのは僕じゃない。
  3. 現在調査中であることを申し添えます。
  4. しかも私は、貴賤を問わず本格の茶に入り得られるという論者であることも申し添えておきたい。(北大路魯山人 茶美生活)
  5. 黒鯛ならああいう竿で丁度釣れますのです。釣竿の談になりますので、よけいなことですがちょっと申し添えます。(幸田露伴 幻談)

「申し添えます」は目上に失礼にならない?

申し添える」を用いた表現の一つに「申し添えます」があります。

申し添えます」とは、「言い添える」の謙譲語の丁寧な表現です。

謙譲語なので、目上の人に対して使います。

なので失礼になりません。