【言葉】
理詰め
【読み方】
りづめ
【意味】
思考や議論などを、論理や理屈を積み重ねて押し進めること。また、理屈を次々に示して相手を追及したり説き伏せたりすること。

「理詰め」は、論理や理屈を積み重ねて考えたり、相手を説得したりすることだよ。筋道を立てる意味にも、理屈で厳しく追い詰める意味にもなるんだ。

ニャルほど! オラも理由を順に説明するのは大切だと思うニャ。でも、相手の話を聞かずに理屈ばかり並べると困らせることもあるニャン。
【類義語】
・理屈で押し通す
・論理的に追及する
・筋道を立てて説明する(文脈によって)
「理詰め」は考え方や議論の進め方に重点があり、「合理的」は道理や目的にかなっていることに重点があります。
「理詰め」の使い方

文化祭のステージ発表、僕たちもあと15分使いたいな。

閉館時刻が決まっていて、片づけも必要でしょ。他のクラスの時間も減らせないわ。

そんなに理詰めで説明されると、反論できないよ……。

それなら内容を絞って、時間内で盛り上がる発表にしましょう!
「理詰め」の例文
- 私は文化人類学をやっていた関係で、宗教とのかかわりは浅くない。しかし彼は私とは違って根っから政治的人間で、理詰めで話を進める男だ。(村上春樹 1Q84 BOOK1)
- もっとも何でも理詰めに物を考えるということ自身が良いことであるかどうかはまた別問題である。(中谷宇吉郎 語呂の論理)
- そのときのわたしが健全な理性の状態にあったとは、ほとんど言いえないということである。ところがその晩のわたしの勝負ぶりは、かつてなかったほどに沈着で理詰めであった。(ドストエフスキー 未成年 下)
- ともこちゃんの理詰めに押されて承服せざるを得なかった。
- 身体の理屈を知っている医師は、理詰めで考えがちだ。
「理詰め」と「理論的」「正論」の違いは?
「理詰め」に似ている語に「理論的(りろんてき)」「正論(せいろん)」があります。
「理詰め」と「理論的」の違いは?
「理論的」は、ある理論や考え方の体系に基づいて説明したり判断したりする様子を表します。
一方、「理詰め」は、論理や理屈を積み重ねて考えや議論を押し進めることです。相手を理屈で追い詰める場面では、強引な印象を与えることもあります。
「理詰め」が必ず悪い意味、「理論的」が必ず良い意味というわけではありません。
「理詰め」と「正論」の違いは?
「正論」は、道理にかなった正しい意見や議論を指します。
「理詰め」は、議論をどのように進めるかという方法や態度を表す言葉です。理詰めの議論でも、前提や事実が間違っていれば、その結論が正論になるとは限りません。
つまり、「正論」は意見の内容に、「理詰め」は論理の積み重ね方や議論の進め方に注目した言い方です。











