「にじり寄る」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
にじり寄る

【読み方】
にじりよる

【意味】
すわりながらじりじり寄る。じわじわと相手に迫り寄る。

【類義語】
・進み寄る
・迫り寄る

「にじり寄る」の使い方

ともこ
ねえねえ。健太くん。
健太
にじり寄ってきて何?
ともこ
今話をしていたきれいな人は誰?
健太
僕の従妹だよ。ご期待に添えなくて申し訳ないけど彼女じゃないよ。

「にじり寄る」の例文

  1. 彼はなんということもなしに、台どころのほうに、にじり寄って行った。(山本有三 路傍の石)
  2. 彼女はただ彼の暴言の真意を知りたい一心で、目の前の執事ににじり寄った。(東川篤哉 謎解きはディナーのあとで3)
  3. トンネルを出ると、大胆不敵にも、ジリジリと警官の方へにじり寄って来る。(江戸川乱歩 悪魔の紋章)
  4. 僕が食べているものがおいしそうに見えたのか、トカゲがにじり寄ってきた。
  5. 急ににじり寄られたので、思わず後ずさってしまった。