「取り急ぎお礼まで」の意味と使い方や例文!敬語表現ではなく目上には失礼?(類義語)

【言葉】
取り急ぎお礼まで

【読み方】
とりいそぎおれいまで

【意味】
とりあえず急いでお礼のみ伝えたい。

【類義語】
・まずはお礼まで

「取り急ぎお礼まで」の使い方

健太
取り急ぎお礼までってメールで言われたんだ。
ともこ
後で菓子折りをもって、後日お礼に来いって話よね。
健太
取り急ぎって言われるくらいなら、単に、「ありがとう」って言われた方がうれしいな。
ともこ
急いでお礼を言われてもねえ。

「取り急ぎお礼まで」の例文

  1. 取り急ぎお礼までというほど彼は忙しいのだろうか。
  2. 取り急ぎお礼までは、失礼な人間だと誤解を与えかねない表現だ。
  3. 取り急ぎお礼までという表現でお礼を伝えるくらいなら、遅れてでも丁寧にお礼を言われたい。
  4. 取り急ぎお礼までという人ほど、忙しいと思い込んでいるだけか、要領が悪い人だ。
  5. 取り急ぎお礼までよりも、まずはお礼申し上げますがふさわしい。

敬語表現ではなく目上には失礼?

取り急ぎお礼まで」は、時間がないので、取りあえず急いでお礼をするという意味です。

「まで」と文末で省略している点、急いでいることが前面にアピールされ丁寧さに欠ける点から、目上の人に対して使う表現ではありません。

お礼の気持ちは丁寧に心を込めてするものなので、この表現は余程近しい存在以外にはふさわしくありません。