【言葉】
とりとめもない
【意味】
際限ない。
【類義語】
・際限ない
「とりとめもない」の使い方
校長先生の話はとりとめもなく続くわね。
今日も長いね。最長記録かもしれないぞ。
教頭先生が時計を気にし始めたわよ。
さすがに止めないとやばいよね。
「とりとめもない」の例文
- 読みかえしてみたら、とりとめもないことばかりなのに気がつきました。(ドストエフスキー 貧しき人びと)
- とりとめもない意志の惱みが あとからあとからとやつてくるではないか。(萩原朔太郎 定本青猫)
- だんだん夜がふけるに従って、とりとめもない恐怖がわたしを圧迫した。(マロ・エクトール・アンリ 家なき子)
- 未来のことを考えると、とりとめもない恐怖に負けそうになった。
- 山と空しか見えないが、とりとめもなく眺めていられる。
「とりとめもない」と「とりとめのない」の違いは?
「とりとめもない」に似ている表現に「とりとめのない」があります。
「とりとめのない」は、きちんとしたまとまりやはっきりとした目標のないことをいます。
「とりとめもない」も「とりとめのない」も「とりとめ(取り留め)」を用いた語ですが意味が違います。